家具、家電付きマンションの場合
単身赴任は数か月から数年にわたることもありますが、なるべくなら荷物は少なめにしたいものです。そこで、おすすめは家具、家電付きのマンションがおすすめです。生活に必要最小限の家具として食卓、クローゼットがあるので、用意する必要があるのは下着類を入れる収納ケースです。その他、備え付けのベッドがあっても、ソファベッドがあるとテレビを見たりする際にはくつろげる他、ご家族の方が止まられる場合はもう一人分の寝床になります。家電はテレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機が備えられていることが多く、その他、単身赴任者にとって便利なのは”瞬間湯沸かしポット”です。台所でやかんに水を入れてお湯を沸かす必要もなく、また電気ポットは電気代がかかるうえ、電気の切り忘れをすることがよくあります。また、ビジネスマンの場合、アイロンは必需品となりますが、最近ではコードレスも普及していて、手軽にアイロンがけができます。最後は何と言っても掃除機、自動で掃除をしてくれるルンバなどがありますが、単身赴任の場合一部屋か、二部屋までであり掃除機で十分です。サイクロン掃除機よりも紙パック掃除機の方がごみを出す際も簡単です。あと、気を無ければならないのはエアコンです。ウィークリーマンションを兼ねている場合、賃料に電気代が含まれていることもあり、エアコンが3時間で切れるようになっていることもあります。
家具付きでない場合
単身赴任終了後のこと(本宅に戻る場合、また異なる場所への単身赴任)を考えると、あまり大きな家具を買うことは控えた方がいいです。そのため、リサイクルショップで調達することも有効です。一戸建て用よりむしろ、単身赴任や2人ぐらいの住まい向けの家具が多く販売されています。但し、必要最小限として、衣装を掛けるハンガーラックと、食卓と椅子程度は必要です。どうしても、中古品が嫌と言う方の場合は、折り畳み式など安価なものにするのか、単身赴任終了後に引き続き使うための良品を買うことも一案です。ベッドはスペースのことを考えると折り畳み式も有効ですが、ソファーベッドが使い勝手がいいです。疲れて帰った時など、そのまま寝てしますこともあります。また、意外と万年床にならずにすみます。ただし、あまり大きなものを購入してしまうと、引っ越しの際に単身パックが使えなくなったり、やっぱり要らないと思っても、リサイクルショップで引き取ってもらえないなど処分に困ることが多いです。また、同僚などに現状を打ち明けてお譲りすることも有効です。
家電製品がついてない場合
最低必要なのは洗濯機にエアコンです。エアコンは中古であっても取り付け費用が要ることから新品が必要となります。ただし、夏場の暑さがしのげる地域であれば、夏場は扇風機だけで、冬場は暖房機器だけで安価に済みます。一昔前は電気ストーブでしたが、最近は加湿機能のついた電気ヒーターも販売されているので、試してみる価値ありです。洗濯機は中古品でもいいですが、他人の使ったものが気になる方は新品となります。その他、自炊される方は、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、オーブントースターが必要となります。いずれも、一人暮らし用のコンパクトなものが販売されています。ただし、お米は美味しくいただきたいと思う方は、高価な炊飯器を買って、一人暮らしを楽しまれることもいいかもしれません。大きなものではありませんので、単身赴任が終わっても十分活躍します。