暑い季節に欠かせない冷蔵庫
進学や単身赴任などで一人暮らしをすることになった時、これだけは揃えておきたいと言われる家電の一つが冷蔵庫です。食品や飲料水を冷やすことができる冷蔵庫は、特に真夏の暑い時期にジュースやアルコール類を冷たくするのに活躍します。持っていない場合には冷たいものを飲みたいと思っても、わざわざ自動販売機やコンビニまで出向く必要があります。そうした手間を考えると、ぜひとも一台持っておくべきです。冷蔵庫には色々なサイズがありますが、一人で住んでいるのであれば大容量の製品は必要ありません。90リットル前後の容量があれば問題なく使用出来ます。多くの製品には食品を凍らせるための冷凍庫も付いています。実はこれもあると便利な機能なので、なるべく冷凍庫付きの製品を選ぶようにしましょう。というのも冷凍庫があれば、アイスクリームや冷凍食品の保管に使えるからです。単身の場合は日々のおかずを調理済みの冷凍食品に頼るケースも多く、スーパーなどで特売の日に買い込んだ商品を保管しておくのに最適です。機能としては基本的なものだけで十分です。ただ、消費電力が大きな製品であるため、節電機能の有無を確認して選ぶと良いかもしれません。加えて冷凍庫の霜取り機能があると、清掃の手間を省くことができ便利です。
一人暮らしの食を支える電子レンジ
家族を離れて一人で生活するときに大きく変わるのが食生活です。全ての食事を自分で用意しなくてはならず、慣れないうちは大変に感じるかもしれません。そうした一人暮らしの食事を助けてくれるのが、電子レンジです。食品を温める機能を持つこの製品は、シンプルながらも私たちの暮らしにとってなくてはならない家電となっています。これを持っていると、冷凍食品を食べるときに便利です。冷凍食品にはチャーハンや餃子など多くのメニューが揃っており、温めるだけで簡単に食事を摂ることができます。しかし調理には電子レンジが必須となっているため、安価な製品で構わないので購入しておくのがおすすめです。電子レンジには他にも使いどころがあり、コンビニで買ってきたお弁当を温めたい時にも役立ちます。コンビニならレジで温めてくれると思うかもしれませんが、気温が冷え込む冬場などは自宅に着くまでに覚めてしまうものです。電子レンジが自宅にあれば、いつでも温め直しておいしく味わうことができます。一人向けの電子レンジを買うなら、機能は温めるだけのシンプルなもので十分です。商品名にオーブンと付いているものは本格的な調理をする際に使う製品なので、間違って購入しないよう注意が必要です。消費電力が大きい製品なので、事前に自室で使えるかどうかも確認しておきましょう。
掃除機があれば部屋もきれいに
たとえ一人暮らしでも人が生活していると、最初はどんなにきれいだった部屋でも少しずつ汚れてしまいます。特に布団や衣類から出るホコリが多く、気が付くと部屋の隅が真っ白になっていることもよくあります。こうした部屋の汚れを取ってきれいにするために欠かせないのが掃除機です。先端のブラシで床面を動かすようにすると、チリやホコリを吸い取ることができます。吸い取ったホコリは掃除機本体に溜まるので、定期的に取り出してゴミとして出します。掃除機には大きく分けて、キャニスター型とスティック型の2種類があります。キャニスター型とは本体に車輪が付いた構造をしている製品で、吸引力が強く大きめのゴミでも簡単に吸い取ることができるという特徴があります。価格も安いのですが、本体が大きめなので収納場所を取るのが難点です。もう一つのスティック型は、棒状の本体の先にブラシ部が付いた構造の製品です。キャニスター型に比べると非常に軽量に作られており、ゴミを見つけた時にすぐに取り出してきれいにするのに適しています。軽いことから持ち運びもしやすく、家具の裏などの狭い場所や階段などの掃除にも向いています。全体的に細めに作られているので収納しやすい一方で、ゴミを吸い取る効率はキャニスター型に若干劣ります。他にも自動で室内を掃除してくれるロボット型掃除機などもあるので、価格を考慮しながら自身の使用シーンに合ったものを選択するとよいでしょう。