一人暮らしで必須の家具家電
進学や就職、あるいは急な転勤など、一人暮らしのきっかけはさまざまですが、引っ越しに合わせて家具や家電を揃えなければいけないのは誰でも同じです。一人暮らしへのワクワクと不安の両方があるなか、今回は一人暮らしで必ず必要な家具家電を紹介します。一人暮らしでは、家族など複数の人間で暮らすときとは部屋の扱い方を大きく異なります。まず気をつけないといけないのは、一人暮らし用の部屋というのは一般に、思っているよりもずっと狭いということです。家具店や家電店で商品を見ていると、あれもこれもとついつい欲しくなりますが、それでは部屋が家具で溢れてしまいます。最初は厳選して、適宜増やして行くようにしましょう。具体的には、まず家電では、洗濯機冷蔵庫は必須でしょう。ただし、選ぶときはあまり大きすぎないものを選ばないとスペースや電気代で損をしてしまいます。電子レンジやテレビなどもつい買ってしまいがちですが、テレビはパソコンと併用するようにしたり、レンジは自分がどれくらい自炊をするかなど、検討が必要です。次に家具ですが、必ず必要なのはベッドなどの寝具、収納家具です。テーブルはとりあえず小さなものを用意して、部屋の間取りに合わせて追加するようにしましょう。以上、一人暮らしで最低限必要な家具家電を紹介しました。突き詰めてみると、けっこういらないものもあったりします。無駄のない買い物をしましょう。
一人暮らしの家具選びの注意点
いよいよこれから一人暮らし、室内の雰囲気は自分の好みやこだわりを思いっきり楽しみたいですよね。今回は一人暮らしの家具選びの注意点を紹介します。テーブルやソファ、ベッドなど大きな家具を買うときにまず気をつけたいのが、家具のサイズです。家具店で家具を見たときのサイズ感と、実際に部屋においてみたときの見え方はずいぶん違います。また、寸法をきちんと計っていなかったせいでうまく配置することができないこともあります。ひどいときは、家具が部屋の玄関を通れないということも起こり得ます。部屋までのアクセスでせまいところがあるときは、そこも予め幅などを計っておきましょう。次に、全体の雰囲気や動線を意識することも重要です。気に入った家具を次々に買ってしまい、部屋のコンセプトがぐちゃぐちゃで、色使いもちぐはぐでは、こんなはずではと後悔することになってしまいます。置き場所にも困って部屋をジグザグ曲がらないと進めないなんてことにもなりかねません。それから、生活の目線の高さを決めることも重要です。カーペットを敷いてローテーブルを置くスタイルと、テーブルとイスを置くスタイルとでは、生活の目線の高さが違います。広い部屋であれば空間を仕切って用途を分けることもできますが、そうでなければどちらかに統一するとよいでしょう。家具選びをする前に、どういう部屋にしたいのかはっきりとしたビジョンを描いてみましょう。
一人暮らしの家電選びの注意点
冷蔵庫は最新の大きめサイズ、洗濯機はドラム型で、あと乾燥機も置きたい。電子レンジに炊飯器、あとホームベーカリーも欲しいし、テレビにスピーカーも…一人暮らしのための家電を買いに量販店に行くと、便利で素敵で魅力的な商品がたくさんありますよね。ですが一人暮らしでは、スペースや用途について、よく気をつけて選ぶ必要があります。まず盲点になりやすいのが、電気や空調関係です。普段気にかけない部分なので、引っ越し当日になって蛍光灯がないなんてこともありがちです。必ず確認しておきましょう。次に、サイズ感に気をつけることも大切です。冷蔵庫や洗濯機、テレビは、ファミリー向けとは最適な大きさが異なります。大型家電は置くスペースに注意が必要ですし、特に大型のテレビなどは、部屋に置いても画面が近くて目が疲れてしまっては元も子もありません。便利家電はたくさんありますが、そもそも必要かどうかも考えどころです。たとえば掃除機などは、普通のサイズではなく、ハンディクリーナー程度のサイズの方が使いやすくマメに掃除をしやすいかもしれませんよね。家電を選ぶときは、売り場でひたすら良い商品を見るのではなく、生活する姿をイメージするのがおすすめです。一人暮らし向けの家電製品もたくさんあるので、そこを中心に選んでもいいですし、売り場の店員さんに相談するのも有効です。
