一人暮らしの部屋はスペースの活用が大事
一人暮らしの人にとっての死活問題がスペースです。一軒家のような広い家とは違い、ワンルームや1Kの部屋は狭いため、家具や家電の配置を工夫しないと身動きがとれなくなってしまいます。使えるスペースはすべて活用するという気持ちでモノを整理していくことが重要となります。まず押入れや靴箱、食器棚ですが、こういった扉がついている収納場所には、ありとあらゆるモノを詰め込むことがポイントになります。空いているスペースがあれば、どんどんモノを収納していきます。ただし、頻繁に使用するアイテムは手前に置くように考えておく必要があります。めったに使わない日用品などは奥の方に収納しても問題ありません。目に見えるモノを減らすことで、一人暮らしでも部屋の見た目がスッキリします。服が多すぎるという場合は、クローゼットのハンガーにかけるか、畳んで引き出し型のボックスに収納しましょう。
一つの家電に複数の機能を持たせる
ただ収納にも限界があります。特に家電製品は収納するのが難しいものです。一人暮らしでは家電製品が欠かせないため、捨てることができないのも事実です。そのような場合は、一つの家電で二つ以上の機能を持たせることが大事になります。たとえば、調理はフライパン一つで済ませるのです。一人暮らしであれば食べる量も少ないため、調理器具は一つで十分です。スパゲティを茹でるのも、お湯を沸かすのも、揚げ物を作るのもすべてフライパンで済ませます。こうすることで、余分な家電を買わなくて済みますし、収納スペースに困ることもなくなります。冷房や暖房の器具も同様です。ヒーターや扇風機は場所をとるので必要ありません。エアコン一台で冷暖房を行います。
今は安い家電のレンタルサービスも多くあるので、一人暮らしをする予定があるが、家電を新しく買いたくない人にオススメです。安い月額料金で途中解約も可能なため、一人暮らしの学生や社会人などに人気となっています。
家電レンタルでモノを買わないミニマリストを目指す
家電のレンタルサービスは、家電以外によく家具もレンタルを行っています。食器棚やIHコンロなど一人暮らしに必要な商品はほぼすべて網羅されているので、ついでにレンタルする方法もあります。一人暮らしの部屋ではアイロンを使うスペースを確保するのが難しいですが、余裕がある人はアイロンとアイロン台をレンタルしても良いでしょう。
一人暮らしの方は、基本的には断捨離を進めて、家電やデジタル製品以外を持たない方が楽です。例えば本や漫画などは電子書籍にすれば場所を取りません。リサイクルショップに持っていけばお小遣い程度になるので売ってしまっても良いです。今の流行はミニマリストです。一人暮らしの方は必要な家電製品と寝具以外、部屋に置かない方がストレスも少なく身軽な生活を送れるようになります。モノが溢れる時代だからこそ、断捨離でモノを捨てていく練習をするべきなのです。