単身生活ってしたことありますか?
新生活といえば結婚とか進学、就職、単身赴任のようなところでしょうか。結婚生活なら二人でいろいろ協力し合う幸せなスタートですが、就職や単身赴任など仕事に関わる新生活はどちらかというと不安のほうが大きいものです。しかも、単身生活ともなれば何から何まで自分がやらなくてはいけないケースが多いです。単身生活で生活していくことの大変さは単身生活をしたことがある人が一番よく知っています。単身赴任で生活するとなると、仕事で手一杯になって生活面までは手が回らないこともあるでしょう。しかし、最近ではそんな単身生活をアシストしてくれる多機能で便利なものがどんどん開発されているんです。生活するうえでやらなければいけないこと、その苦労を何分の一にもしてくれるような便利な道具があるんです。そこで、ここでは「単身生活を始める前に押さえておきたいポイント」というところを家電を中心にチェックしていくことにします。大きなポイントは「自分の手間をいかに減らしてくれるか」というところです。現在では家具・家電があらかじめついている部屋もありますが、単身赴任の場合では赴任先や会社の事情によりそういった部屋を選ぶこともできないことがあります。そんな時に商品を選ぶポイントを見ていきましょう。
以外に落とし穴のある家具・家電はコレだ!(洗濯機編)
単身者、単身赴任向け家電セットというものが量販店でよく売られていますが気をつけたいのが洗濯機とレンジです。まず洗濯機は縦型かドラム式かに分かれます。最新はドラム式なのでこちらをおススメしていることが多いです。乾燥機能がついていたりして一見便利そうなのですが、縦型よりも頻繁なメンテナンスが要求されるモデルが多いです。特にほこりフィルタの掃除などは、忘れていると最悪の場合洗濯機の故障につながってしまうので大切です。また、機構の複雑さゆえに長く使っていると臭いが出てしまうモデルもあるようです。洗濯機によってつく臭いというのは洗濯機内部のカビが繁殖することによって発生する臭いです。洗濯槽の洗浄をすることによってカビは取れますが、ドラム式の方が頻繁に槽洗浄する必要がありますのでこの点も注意が必要です。ですから、自分で洗濯物は干せるよという方は縦型もいいでしょうし、単身赴任だから干すのも面倒だという方はドラム式の方がいいでしょう。ただし、メンテナンスには注意が必要です。
以外に落とし穴のある家具・家電はコレだ!(レンジ編)
単身者、単身赴任向けパックで次に注意したいのがレンジです。大抵の場合、パックについているレンジはあたため機能のみの単機能レンジであることが多いです。単身生活の場合にはお弁当や出来合いの惣菜を利用する機会が多いのでこのあたため機能は必要不可欠ですね。しかし、食生活においてはもうひとつ必要になってくる機能があります。それは「焼く」という機能です。というのも、食生活の中に香ばしさという要素は意外と必要なのです。朝食に卵焼きとトーストがあれば大抵は満足になれます。欧米のホテルで提供されるコンチネンタルブレックファストはお手軽なのですが、火を使わない料理ばかりなので香ばしさに欠け、数日で飽きてきてしまうとも言われています。どんなに忙しい朝でもトーストを準備するのは簡単です。オーブンかオーブントースターがあればいいだけの話です。ということは、あたため機能だけの単機能レンジでは別にオーブントースターを買う手間がかかりますのであまりいい選択肢とはいえません。単身者、単身赴任向けパックに入っている家具・家電はコンパクトで安価なものを中心に選ばれているようですが、機能まで削ってしまうのは得策とはいえません。新しく家具・家電を選ぶときでも、ふと思い返してみて今までの生活でこれは必要だなと思った機能は削らないようにしましょう。