一人暮らしの賃貸にかかる費用
一人暮らしにあたり初めに行う部屋探し、全国の首都関西東海エリアの一人暮らしの平均家賃は約6万5千円となっています。
全体の約7割が6万代までの家賃で、全体の4割が5万代までの家賃となっています。
家賃の高い首都圏を含めたデータなので、それ以外の地域ではさらに1万くらい安い家賃となっています。
まず賃貸を契約するにあたり、敷金と礼金がいります。
最近の動向として、費用は下がっていますが、だいたい敷金、礼金合わせて家賃の3か月分は見積もっておいたほうがいいでしょう。
さらに仲介手数料が一か月分、火災保険料が2年で1万五千円、日割り家賃が約1か月分となっています。
全体で家賃の約5か月くらい初期費用がかかると見積もったほうが良いでしょう。家賃が6万とすれば賃貸契約にかかる費用は約30万円となります。
引っ越しや家電にかかる費用
一人暮らしの引っ越しの場合は、引っ越し会社の単身パックが利用できます。
単身パックの平均相場は約1万5千円、長距離でも2万くらいで引っ越しできます。
荷物が多い人では引っ越し会社の単身プランがあり3万から6万くらいの費用となります。
一人暮らしの引っ越しを安く済ませる工夫として、大型家具などの準備は引っ越し先で行い荷物を減らすことにより料金の安い単身パックを利用することや、引っ越しの時期などを繁忙期を避け休日をずらすなどして料金を安くする方法があります。
そして引っ越し先で用意したいのが家電となります。
必要最低限の家電はテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、電子レンジ、炊飯器、電球などとなります。
さらに、家具はテーブル、電子レンジや炊飯器もおける食器棚も兼ねたキッチン収納などとなります。
費用としては家電は安くて約12万くらい、家具は3万くらいとなります。
家電をレンタルにした場合の費用とトータルの費用
学生や単身赴任などの一人暮らしで、さらに短期間の場合は家電は買うよりレンタルの方が荷物が増えず良い場合もあります。
レンタル費用としては、中古家電のレンタルの場合は購入する場合の約7割でレンタルすることができます。
レンタル期間も状況に応じて1年2年など設定することもできます。
最低限のランクの低い家電を購入しその後長く利用しないことが想定される場合は、レンタルで済ますのも一つの手です。
以上の様に、一人暮らしにかかるトータルの費用は賃貸契約に約30万円、引っ越し費用で約3万、家具、家電費用で約16万程度で全体を合わせると約50万円の費用が必要となります。
さらに、節約が可能な項目として、敷金礼金の低い物件に申し込むことや、引っ越しの際に荷物を減らすこと、家電量販店やインターネット通販などで家電の最安値をチェックするなどできます。
これらによりさらに約10万くらいの節約ができるのではないでしょうか。