家具家電はレンタルで一人暮らしの大学生活を満喫しよう
学生の一人暮らし、まとまったお金がなくて、4年間だけしか使わないけど、一応きれいな家具をそろえたい、そういった希望を家具家電レンタルサービスは実現してくれます。
私が学生の頃に一人暮らしをしていた時は、そういったサービスも今ほど普及していませんでしたので、安い電子レンジ、安くて小さな冷蔵庫、安いこたつ、布団はもちろん畳の上に敷いて寝ていました。チラホラ家具家電レンタルの話も聞こえ始めていたころではありましたが、一般的ではありませんでしたので、利用してみようとまでは思いませんでした。怖くてできなかったというのが本音だったと思います。安上りではありましたが、あまり充実した一人暮らしの生活とは言えませんでした。
また、大学を卒業しても使うかと思っていましたが、友達もたくさん遊びにくるし、毎日の生活の中で少しずつですが傷がついたり錆がついたりして劣化していき、卒業する頃にはもうボロボロで、社会に出て給料も入るし買い替えるか、という気持ちの方が強くて、実際にほとんどの家具家電を買い替えました。
結局、安物買いの銭失いとはこの事で、ことわざの意味を生身で実感できた以外は良い事など何もなく、そのように思い返すと今のレンタル家具というのはとても良いものだと思えてきます。値段を見てもお手頃とまでは言いませんが、セットで貸出もされているので、これはレンタル、これは購入といったように使い分ければお得な使い方もいくらでもできます。良い時代になったものだなと思います。
家電量販店で買う新品の家具家電と、レンタルの価格差について調査
実際に費用がいくらぐらいなのかが一番気になる所ではありますが、学生の一人暮らしで家具家電にかけられるお金は、個人差はあると思いますが、せいぜい20万円ぐらいといった所でしょうか。私の子供はまだ小さいですが、大学生活を始めるとなったら、子供にはそれくらいの額を準備資金として渡そうと思っています。あとは家にあるものを持って行ったり、後で買い足したりすれば十分です。そのお金をいかに賢く使うかも、大事な勉強の一環だと思っています。
新品の、たとえば32インチのテレビを買うとしたら、3万円から、機能によっては上はかなり高額なものもあるようです。洗濯機は2万円台から数万円、冷蔵庫は2ドア式の1人暮らしの普通サイズで2万円程度。絶対壊れない保証もありませんが、保証期間はあるので、4年間使うとして、一番安くして3点で7万円はかかります。あと必要なもの2つ足せば10万円ぐらいでしょうか。
一方、レンタルでは、ある店舗のサービスの例をあげますと、5点セットで2年間7万円台(4年で14万円台)というのがありました。洗濯機、冷蔵庫を含めてあと2つ選ぶことができますが、これを安いと見るか高いと見るか、4年分であればそれほど値段は変わらないような気がします。長持ちする物を買う前提であれば、レンタルより買う方がお得な面もあるようです。
どういう時にレンタルの家具家電を利用すれば良いのか
家具や家電をレンタルするメリットは、数年の間に家具を使い古して、また新しいものを買ったり借りたりするだろうなと思っている時以外にないのではないかと思います。
たとえば学生の一人暮らしや、社会人でいえば単身赴任の時などには、重宝するものだと思います。実際、私も単身赴任の時に2年間お世話になりましたが、借りる時は今までと違う家具と家電で新鮮さがありましたし、契約が終わって帰郷する時もきれいさっぱり、若干未練があったものもありますが、あと腐れなく家具たちとお別れする事ができました。
長期に渡ってレンタルするのは、あまり意味がないかもしれませんが、資金に余裕がある方は2年おきに新しい家具や家電に変わる事を考えたら、新鮮で良いかもしれません。もっとも、私はそんな贅沢はできませんけど。
たまたま何かが壊れて、高い買い物をしたくない時などにも役立つかもしれません。月々の支払になりますので、たくさんの家具をセットで借りても、毎月の出費は少量で済みます。必要なものを必要なだけ借りれば、コストを抑える事もできるでしょう。そういう事を考えていると、新品や中古を買い取るだけでなく、レンタルも選択肢に入れて良いと思えます。人によって利用の仕方は異なるかもしれませんが、選択肢として持っておくだけでも心強いサービスと言えるのではないでしょうか。