一人暮らしのメリット・デメリット
一人暮らしでの最大のメリットは全てが自由である、ということです。
自分が使う家具、家電、インテリア雑貨、毎日消費する食材、全て自分で取捨選択することができるのはとても素晴らしいことです。
よく一人暮らしを始めて「自分の城を持った」と表現したりしますが、家(アパート等であれば部屋)の主は自分一人なのですから、法や契約に違反しない限り何をしても誰にも文句を言われる筋合いはないのです。
特に兄弟や同居してきた世帯が多かった人であれば尚更、一人で始める生活は新鮮で開放的に感じられるのではないでしょうか。
では逆に、一人暮らしのデメリットとは何か。
一人暮らしと聞いて一人きりでいるという孤独感や不安感を連想する人には向かないかもしれません。
また、特に女性の一人暮らしなどの場合、不審人物が浸入した際の防犯など、一人では対処しにくい場面での困難はあります。
生活しているのは自分だけなので、賃貸であれば家賃、水道光熱費、食費など、日々暮らしている上で発生する料金は自らで負担していく必要が出ますし、はじめに入居する際の家具や家電を揃える初期費用も発生します。それらを考慮した上で一人暮らしを始めるのが望ましいと思います。
一人暮らしで活躍する家具
初めから生活環境の整った家での一人暮らしであれば別ですが、賃貸などで何もないまっさらな空間から生活を始めるのであれば、自分のライフスタイルに適した家具や家電を揃えなければなりません。
家具であれば、必要最低限はベッド、テーブル、カーテンなどでしょうか。
私個人で一人暮らしした際とても重宝した家具は折り畳み式のベッドです。
ソファやベッドが固定されている場合、どうしても下の隙間には髪の毛や埃などが溜まってしまうもの。
朝から夜まで働いて疲れて帰ってきた時に目の隅にそんなゴミが映った時には溜め息が出てしまいます。
特に掃除が苦手だったりワンルームなどでそもそもスペースが少ない場合に掃除機は購入していない、ということもあるでしょう。
そんな時に折り畳むことのできるベッドであれば隙間の届きづらい場所にゴミが溜まる、ということがなくなり、自分の作業しやすい位置に動かすことができ、ゴミ取りローラーやワイパーをさっと床に滑らせるだけで簡単に綺麗にすることができました。
また、折り畳んで移動できるベッドは日当たりの良い窓際などに移動させて簡単に日光で干すこともできるので、敷きっぱなしでカビに悩まされる、ということもないのです。
一人暮らしで活躍する家電
家電も幅広く、必要最低限と思われるものは冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、テレビなど人それぞれだとは思いますが、個人的に大活躍してくれたと感じるのはサーキュレーターでした。
風を起こすことのできるこの家電の用途は本当にさまざまで、部屋中の窓を開けて風通しを良くした際に付ければエアコン無しでも十分涼しくなるので電気代の大幅な節約になりましたし、雨の日などで洗濯物を部屋干ししなければならない日にもサーキュレーターの風でいつもよりだいぶ早く乾燥させることができて嫌な匂いともおさらばです。
料理であれば、茹でたての枝豆やホームパーティーした際のちらし寿司など、迅速に常温に冷ます必要のある料理でとても大活躍しました。
一つあるだけで何役もこなしてくれるサーキュレーターは是非一人暮らしされる方におすすめの家電です。
期待と不安の入り混じる一人暮らし。
これからされる方は将来新たな家庭を築いた時に必要となるスキルや経験を積む上でとても大切な財産となってくれることと思いますので、是非楽しんで、希望を持って始めましょう。