一人暮らしの初期費用で節約しやすいのは家具と家電の費用
一人暮らしを始めるためには、ある程度まとまったお金が必要になります。
まず、荷物を運ぶための引っ越し費用が必要ですし、敷金礼金をはじめとした新たな住居のための費用も考えなければなりません。
さらに家具や家電も、もらったり持って行ったりすることができなければ、新たに買うことになります。
こうした一人暮らしのための初期費用の中で、住居に関する費用はあまり節約の余地がありません。
家賃が安い、礼金が不要という理由で、自分の好みや要望を無視した所を選べば、あとあとストレスが溜まることになります。
また、引っ越し費用も「時期を調整する」などの工夫を重ねることで、普通よりもいくらか安くすることはできるかもしれませんが、そこまで劇的に削れるものではありません。
業者ではなく、友人や知人に協力してもらうとしても、レンタカーを借りたりすれば、やはりそれなりの額になってきます。
そう考えると、一人暮らしを始める際に一番節約できそうなのは、家具や家電をそろえる費用ということになります。
そして、そこで有効なのが「レンタルを利用する」という方法です。
無理に家具と家電を買うよりレンタルの利用を考えよう
なぜレンタルが有効なのかを説明する前に、他の可能性を考えてみましょう。
まず、究極的な節約は「すべて家から持って行く、あるいは友人などにもらう」という形で0円ですませることです。
しかし、この場合は大きな荷物も増えるため、引っ越し代も高くなりますし、そう都合良くもらったり持って行ったりできるとは限りません。
また、一人暮らしなのに大家族用の大型家電があっても、電気代が無駄になってしまいます。
ですから、「いくつかそうした品物があればラッキー」というぐらいの気持ちでいた方が良いでしょう。
では、「一人暮らしに絶対に必要な家具や家電だけをそろえる」という、買う物を減らす形で節約するのはどうでしょうか。
必要そうな物を順に考えてみましょう。
まず、眠るためにはベッドや布団が必要ですね。
食事を床に直置きというわけにもいきませんから、テーブルもいります。
同じく食事ということなら、冷蔵庫は必須ですし、現代の食品を考えれば電子レンジも無いと厳しいでしょう。
その他、一人暮らしに絶対必要とまでは言い切れないものの、洗濯機やテレビなどもあればうれしいですよね。
軽く考えただけでもこれぐらいは出てきますし、これではまるでたりないと感じる人も多いでしょう。
どれだけ数を絞ったとしても、そのすべてを買いそろえれば、かなりの金額になってしまいます。
しかし、レンタルならそれよりもずっと安くすみます。
もちろん、ずっと借り続ければ買うのと変わらなくなってしまいますから、お金に余裕ができるまでの間、一時的にレンタルですませるということです。
一人暮らしの費用を節約したいなら、家具や家電のレンタルを検討してみてはいかがでしょう。