一人暮らしに向いている洗濯機は大型か小型か
人間は生きている限り汗をかきます。
そうした汗やほこり、雨などで汚れた服は、洗濯しなければなりません。
一人暮らしの場合にはコインランドリーが便利ですが、そればかりに頼っていると、毎月洗濯費だけでかなりのお金を使うことになってしまいます。
お金のことを考えるなら、家に洗濯機を置き、自分で洗うのがベストです。
しかし、一口に洗濯機と言っても、いろいろな種類があります。
縦型やドラム型、乾燥機があるか無いか、さまざまな特殊機能など、カタログを見ているだけでは、なかなか決められないのではないでしょうか。
小物の家電と違い、めったに買う機会の無い物ですから、悩んでしまいますよね。
ざっくりと分けるなら、主に縦型の小型の物か、ドラム型が多い大型の物か、ということになりますが、一人暮らしに向いているのはいったいどちらなのでしょうか。
洗濯頻度が低い人や乾燥機が必須という人向けの大型洗濯機
ひとまず、洗濯機ごとの細かい機能のことは忘れて、あなたが1週間に何回ぐらい洗濯するかを考えてみてください。
もし、週に1回ぐらいしか洗わないとすると、いくら一人暮らしとはいえ、洗濯物の量はかなり増えてしまいます。
そのため、この場合はやや大きめの洗濯機を使うことを考えた方が良いでしょう。
大型の洗濯機のメリットは、ドラム型が選べる、乾燥機付きの物が多いといったことですが、その分電気代がかかり、スペースも必要になるというデメリットもあります。
特に、ドラム型の場合は「ギリギリ置ける」状態ではドアが開かず、使えないという落とし穴もありますし、そもそも設置場所まで運び込めないという可能性もあります。
購入後に泣かないように、搬入経路や設置場所はよく測っておきましょう。
また、洗濯物を外や室内に干すことに抵抗を感じる一人暮らしの女性にも、こうした大型の洗濯機がおすすめです。
ごく普通の一人暮らしをするなら小型の洗濯機がおすすめ
毎日、長くても2日か3日に1回は洗濯をするのなら、比較的小さめの物で十分です。
小型の洗濯機は省エネで省スペースですし、運び込む際も問題は起きません。
その代わり、基本的に縦型になりますから、乾燥機能は期待できません。洗濯機だけでパリッと乾かすことはできず、多少干す時間を短縮できる、という程度です。
それでも、短時間で乾かすことにこだわらなければ、部屋の中で干すという手段もあります。一人暮らしなら、部屋の中が埋まるほどの量にはならないでしょう。
というわけで、一般的な一人暮らしの場合のおすすめは小型の洗濯機ということになります。
もし決断できないなら、まず小型の物をレンタルして試してみてはいかがでしょう。
頭の中であれこれ考えるより、実際の生活の中で試す方が簡単です。
そして、試すなら買ってしまってから中古品として売るよりも、レンタルを利用する方が手間もお金もかかりません。
納得のいくまで試して、あなたにぴったりの洗濯機を選んでみてください。