23区内のワンルームなら5~10万円が家賃の目安
地方から上京して、東京で一人暮らしをする時に気になるのが家賃です。家賃はもちろんピンきりですが、安いところでは5万円台くらいからあります。ただしワンルームや1Kの広さなので、寝る以外にあまりスペースはありません。もう少し広めの1DKくらいになるとさらに家賃が数万円上がります。23区外の市部なら5万円くらいで見つかる一人暮らし用の部屋も多くなります。
写真で間取りを見ても、実際の部屋を見に行くとガッカリすることもあるので、部屋の見学は大切です。3件ぐらい内見したい部屋を不動産屋に伝えて足を運んで見たほうが失敗の可能性が少なくなります。
一人暮らしの部屋の契約時は家賃以外にも鍵交換代や火災保険など色々な初期費用がかかってきます。ただし礼金に関しては、不動産会社の交渉次第で安くすることも可能なことがあるので、ダメ元で頼んでみた方が良いでしょう。
駅からの徒歩時間が10分を超えると家賃が安くなる
23区内の物件は一人暮らしでも家賃が高めですが、どこへ行くにも電車が走っているので出かけるのがとても楽になります。ただどうしても家賃を低く抑えたいという場合は、駅から遠めの物件を探すと良いです。目安としては最寄り駅から10分以上かかる場所の物件がオススメです。徒歩10分以上になると家賃が安くなる傾向があるからです。多少不便でも良いという方は問題ないはずです。ただし駅までの道が坂になっていると歩くのが大変なので、駅から物件までのルートを下調べしておくことは重要です。
他に一人暮らしを始める上でチェックすべきポイントは、部屋の向きやマンション・アパートの階数です。南向き以外の物件なら日当たりは悪くなりますが、格安の家賃となります。また部屋が1階にあるとさらに家賃が下がります。防犯を気にしないのであれば、1階の物件も選択肢に入れておいて損はないでしょう。タイミングが合えば5万円くらいの破格の家賃の物件が見つかります。
最初は家賃で費用がかかるので、家電レンタルで節約する
一人暮らしの部屋を借りる上で、財政的に厳しくなるのは最初の月です。諸経費や家賃数カ月分を振り込まなければならないことも多く、出費が多くなります。さらに家電製品や家具も購入すると、かなりの痛手になります。そのような時は、家電のレンタルを考慮してみると良いでしょう。レンタルすることで、初期費用を安く抑えることができます。最初は必要かどうかもわからない家電であっても、レンタルならば途中で辞めて返品することもできます。家電も新品を購入してしまうと、返品することは難しくなります。
一人暮らしで必要なのは、冷蔵庫・洗濯機・電子レンジです。あとは必要に応じてガスコンロや炊飯器をレンタルすることをオススメします。掃除機や液晶テレビもレンタルできますが、新生活が落ち着いてからで良いでしょう。まずは必要最低限の家電を用意して、一人暮らしの生活に慣れることが肝心です。