一人暮らしの生活費は最低限の生活を送っても12万円
これから一人暮らしを始める方が気になるのは生活費でしょう。一ヶ月当たりどのくらいのお金を用意しておけば良いのか気になるところです。一人暮らしの生活費で一番大きな割合を占めるのが家賃ですが、これは固定費であるため、節約はできません。都内の23区内のワンルームであれば5~10万円くらいが家賃相場となります。
また家賃に加えて固定でかかるのが光熱費です。光熱費は合計で1万円くらいです。他に通信費や1万円、食費が4万円くらいかかります。一人暮らしの会社員の場合、雇用保険や健康保険などのお金を払うと最低でも12万円くらいかかる計算になります。さらに娯楽費を考えると、出費はもっと多くなります。月々の手取りが少ない場合は、結構ギリギリの一人暮らし生活になります。今は土日に副業を行う人も増えているようですが、生活費を稼ぐために副業をするのも無理もないことと言えるのです。
交際費やショッピングによって月の出費は大きく変動
一人暮らしの生活費の中で節約できるのが食費です。日々の食事を外食にするか自炊するかで月々の食費は数万円くらい変わる可能性があります。他の費用は固定である場合が多いのであまりコントロールできません。ですから、コントロールできる費用に意識を集中させる必要があります。
一番減らしやすいのは飲み会などのコミュニケーションにかかるお金とショッピングです。会社の飲み会は必須ではないため、うまく理由をつければ断ることができます。たまのイベントなら良いですが、いつも付き合う必要はないでしょう。あとは衝動買いなどのショッピングに使うお金を減らすことが大切です。人間は欲しいものが目に入ると、つい買いたくなる生き物ですので、なるべくショッピングモールなどには近寄らない方が無難です。コンビニなども意外と無駄遣いしやすい場所なので注意が必要です。
新生活を送る時に少しでもお金を節約する方法
一人暮らしを始めるとお金がかなりかかりますが、うまくサービスを活用すれば出費を減らすこともできます。一つの方法は、家電のレンタルサービスを活用することです。新生活を始めた時にすべて家電一式を新品で購入する必要はなく、レンタルで済ませるのです。月々の料金は安いですし、必要ないと思えばレンタルを中止すれば問題ありません。特に洗濯機や冷蔵庫などは値段も高く、大きなお金が必要となるので買う場合は慎重になりたいものです。家電レンタルサービスでは、家電の他にも健康・美容器具やブランド品などもレンタルできるようになっています。衣服費を削りたくないという人でも、衣服レンタルサービスを使えば、洋服代を安くすることも可能です。また、レンタルなら毎月別の商品を試すことができるので、月替りで新しい商品にトライすることができます。いざというときのために、現金は持っておきたいものです。一人暮らしをスタートするなら、まずレンタルサービスを使ってみることを検討してみると良いでしょう。