テレビの選び方では、最初にサイズを決定する
一人暮らしを始める際には様々な家電製品が必要になりますが、欠かせないのがテレビです。
テレビはニュースや天気予報を確認して情報を収集したり、バラエティ番組やスポーツを観戦して息抜きをしたりするために不可欠な製品です。
一人暮らしの開始に合わせてテレビを購入する場合には、大きさから決めることが代表的な選び方となります。
一人暮らしする場合にはワンルームに住むことが多く、大きなテレビを選んでも置き場所に困ることになります。そこで、32型~40型のテレビを選択するのが一般的なテレビの選び方となります。
ただし、社会人の一人暮らしなどでは、休日に映画のブルーレイを見たり、ゲームをすることで仕事の疲れを癒やすという場合もあります。そのような場合には40型以上の大きさのテレビを選ぶという手もあります。
いずれにしても最初に、住むお部屋の大きさに合わせたテレビのサイズを選択することが大切です。
一人暮らしでは、テレビのチューナー数も大切
現在のテレビでは、外付けのハードディスクをつけることで番組録画することが可能となります。ここで、重要となるのがテレビのチューナー数です。
テレビには1チューナーのものと2チューナーのものがあります。1チューナーのものは1番組までを、2チューナーのものであれば、2番組までを同時に録画することが可能です。外出している時に1つの番組だけを録画する場合には1チューナーのテレビさえあれば大丈夫ですが、自宅である番組を見ている時、裏番組を同時に録画するには2チューナーのテレビでないとできません。
テレビドラマやバラエティ、スポーツなどをよく見る方は、当然、録画する機会も多いため、2チューナーのテレビを選択する必要があります。しかし、見る番組が少なく、なんとなくテレビをつけるという場合には1チューナーのテレビでも十分です。
ただし、1チューナータイプのテレビは、2台目としての使用を前提としています。
一人暮らしをすると、何かとテレビを見る機会が多くなるものです。そこで、どちらが良いかからない場合には2チューナーのテレビを選択するほうが間違いのない選び方となります。
テレビのディスプレイ種別を選択する
サイズとチューナー数を選択したら、次にディスプレイの種別を決めることになります。
テレビのディスプレイには液晶と有機ELがあり、それぞれに一長一短があります。
液晶テレビはLEDを使用しているモデルが多く、省電力なLEDを使用することで電気料金を節約することができます。しかし、映像の描出に遅延が生じるため、ゲームプレイやスポーツ観戦には適していません。
ここで、有機ELなら遅延が生じることがありません。激しいゲームプレイやスポーツ中継においても画面が乱れず、安定してゲームプレイややスポーツ観戦を楽しめます。また、有機ELのほうが発色がよく、映画などを見る場合にも、画質の美しさをより実感でき、映像の美しさを堪能できます。
ただし、液晶テレビの方が有機ELテレビよりも価格は安めです。
一人暮らし用の32型~40型のサイズであれば、価格差は縮まる傾向にありますが、一人暮らしをする場合には何かと物入りなので、テレビに対する出費を抑えたいという場合には、液晶テレビを選択するのが合理的な選び方となります。